【ネタバレあり】『ドラえもんのび太の宝島』の感想

ドラえもんのび太の宝島映画とか本とか

この前の日曜日に娘(8歳)と観に行ったので感想を書きます。

公開翌日で日曜の昼間ということもあって、人はかなり入っていました。

自分もそうですが、お父さんと子供のペアが多かったのが印象的。

子供の付き添いで観に行ったという人も多いと思いますが、僕の場合は自分もがっつり楽しむつもりで観に行っていますw

というのも、僕、ドラえもん映画が好きなんですよね。けっこうまじめに。

子供の頃に母親とちょこちょこ観に行っていたのが原因かな?

2014年の「新・のび太の大魔境」が自分が親になってから子供と初めて観に行った映画なんですが、感慨深いものがありました。

と言うわけで、ドラえもんガチ勢のお父さん視点でのレビューを書いて行きます。

ちなみに1番好きな作品はドラビアンナイトです。

ドラえもん好きでも共感してくれる人あんまりいないけどね…。

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あらすじ

ドラえもんのひみつ道具「宝探し地図」を使って、宝島を見つけたのび太たち。「ノビタオーラ号」と命名した船に乗って、島を目指そうとするが、あと少しで上陸するというところで海賊に襲われ、しずかちゃんがさらわれてしまう。のび太たちは、海賊船から逃げてきたメカニックで宝島の秘密を握る少年フロックとともに、しずかちゃんを救うため海賊船を追うことを決意する。
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冒頭とラストのパパのくだりで泣いた

まず、宝島っていうタイトルを聞いた時点で、のび太たちがどこかの島で金銀財宝を目の前にしている画と、結末で「本当の宝物は金銀財宝ではなく○○だ!」(友情とか勇気とか)みたいな展開になるだろうなってことは予想していました。

悪くいえばベタ。

でもドラえもんってそういう作品だし、それを期待して観に行ってますからね!

問題は「本当の宝物」が何として描かれる作品なのか。

今回はそれが「親子愛」だったわけです。

僕はそのことに冒頭のあるシーンで気付いてから、もうウルウルしてましたw

そのシーンというのが、宝島に行きたいと言うのび太がジャイアンとスネ夫に「そんなのあるわけない」と笑い者にされ、ドラえもんにも「5年生にもなって…」と呆れられ、誰にも分かってもらえないっていう状況で、パパだけが「そういえば僕も昔は…」と賛同するシーンです。

「そんな事より宿題しなさい」っていうママの迫力に負けて最後まで言うのを止めてしまうんですけどね。

あー、これはもうのび太とパパの間で感動の流れ来るだろうな、と。絶対泣けるパターンのやつやん!って。

そこから、のび太が「パパの馬鹿!」と大声を上げて家出を決意、宝島を探す冒険に出発という流れになります。

このあたり、伏線とか気にせずに無邪気に見ている子供とかにはちょっと唐突に感じたかもしれないですね。いきなり馬鹿って。

今回のメインのお話をざっくりネタバレすると、しずかちゃんがさらわれる原因になったしずかちゃんそっくりの女の子セーラと、海賊船のメカニックであるフロックは兄弟で、海賊船の船長ジャックシルバーはその父親。

海賊船の正体は実は「ノアの箱舟計画」で、(雲の王国と同じ)人類の未来を嘆いたシルバーが、地球のエネルギーを利用して宇宙に旅立つための宇宙船でした。

金銀財宝を集めていた理由は宇宙のどこかでも金の価値が通用すると思っていたからでしょうか。

未来の子供たちのためという自分の正義を信じて地球を犠牲にしようとする父と、それを止めたい兄弟の争いが物語の主軸となっています。

海賊との戦いがあったり、地球から取り出されたエネルギーの塊にドラえもんが単身突撃してちょっと壊れたりしながら、ノアの箱舟計画を阻止します。

で、そういう冒険を乗り越えて家に帰ってきたのび太にパパが「これを見つけたよ」と言ってスティーブンソンの宝島の小説を手渡すんですよね。

「古くってごめん」って言いながら。

この「古くってごめん」のところで僕は1番泣きました。

冒険を通して子を思う親の気持ちを少しだけ理解したであろうのび太と、多くを語らず本を渡すことによって大切な気持ちを伝えようとしたパパの姿に感動しました。

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旧ファンにとって嬉しいシーンがちらほら

今作はリメイクじゃなくて新作なので、物語とかデザインとかに無理に古い要素を入れようとすると違和感が出たと思うんですよね。

でもそこらへんのさじ加減が今作は絶妙だったと思います。

まず、キャラクターデザイン。

今のテレビシリーズとは違う感じです。特にドラえもん。

大山ドラ時代を少しだけ匂わせるデザインになっていて旧ファンとしては素直に嬉しかったですね。

ツイッターで同じこと言っている人を発見↓

それから、何気なくのび太のパパが洋服じゃなくて着物を着ていて僕的にはなつかしかったんですが今の子達はどう感じるのかな?

しずかちゃんの「のび太さんのエッチ!」も映画で描かれるのは久しぶりらしいですが、いわゆる”お約束”の登場はやっぱりファンとしては嬉しいポイント。

劇場では子どもたちの笑い声も上がっていて幸せな空間が出来上がってました。

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気になったポイント。その台詞が出てくるということは…?

シルバーの妻でありフロックとセーラの母親であるフィオナというキャラクターが病気で亡くなってしまうシーンがあるんですが、そこで出て来たセリフが、ちょっと聞き捨てならないものでした。

「この子たちには、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむ事の出来る人になって欲しい」

っていうセリフです。

ドラえもんファンの人はもちろん、特にそうでない人でも、2014年の「スタンドバイミードラえもん」でも使われていたので知っている人も多いかもしれません。

このセリフは1999年の「のび太の宇宙漂流記」と同時公開の「のび太の結婚前夜」で出てくる有名なセリフです。

しずかちゃんとしずかちゃんのパパとの会話↓

「あたし……不安なの。うまくやっていけるかしら」

「やれるとも。のび太くんを信じなさい。のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。彼なら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれるとぼくは信じているよ」

ドラえもんの作品内で「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人」ってのび太のことなんです。それをなぜフィオナが??

海賊船の人たちは時空海賊で、おそらくドラえもんの時代よりももっと未来からやって来ています。

もしかして彼らシルバー一家はのび太の遠い子孫ってことなんじゃないですか?

しずかちゃんとセーラの顔がそっくりなのも、そう考えれば納得がいくけど…?

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次回作はなんだろう

ドラえもん映画ではエンドロールのあとに来年の映画の内容を予感させる映像が毎回流れます。

今回描かれていたのは、平面の地球、ウサギのいる月、そして異説クラブメンバーズバッジでした。

これらが表す次回作は…?

リメイクではピンとくるものがないので、また新作になるのかも知れませんね!楽しみ!

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