【ネタバレあり】『ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー』の感想【悪くない…っていうか全然良いじゃん!】

ハンソロ スターウォーズ・ストーリーエンタメ

本国アメリカでの評判が良くなかったみたいなので「いやな予感」しかしていなかったんだけど、

めちゃくちゃ面白かったです!

熱が冷めないうちに一気に感想書いちゃいます。

ネタバレもやむなし。

みんながその登場に驚いた「あの人」についても触れます。

ネタバレ嫌な方はスルー推奨。

っていうかこんなブログ読んでないで今すぐ映画館に観に行こう!

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良くなかったところ

まずは良くなかったっていうか、気になったところ。

某エピソード8みたいに、誰がどうみても「これはおかしい!」みたいなツッコミどころとかは特に無かったので、粗探しみたいになっちゃいますが。

「ソロ」って「ぼっち」の意味の「ソロ」なのかよ!

これは観た人みんな思ったはず。

ハン・ソロはなんと本名じゃありませんでした。

少なくともラストネーム(名字)の「ソロ」の部分は本名じゃなかった。

しかも名付けたのは帝国軍の事務員のおっさんですよ…。

(←ハン・ソロ)パイロットなりたい。帝国軍アカデミー入れて。

(→帝国軍のおっさん)名前は?

ハンっす。

家族とかいんの?

ソロだな。お前は今日からハン・ソロ

っていう。

いやまじかよ。

スター・ウォーズシリーズってネーミングのセンスが抜群だと思っていて、

ルーカスもいろいろ考えてキャラの名前付けていったんだろうなあって思ってました。

スカイウォーカーとか超かっこいいもんね!

これはこれでいいの?ルーカス

ジャバ・ザ・ハット出ないんかーい

今作はジャバ・ザ・ハットと出会うちょっと前の話です。

絶対出ると思ってました。

ジャバ・ザ・ハット。

それはもう、話の主軸になるんだろうなって。

エピソード4の時点でハン・ソロとジャバ・ザ・ハットの間には、「昔いろいろあった感」がすごく漂っていて、

それを描くなら今作しかないよね!

それ以外やることないよね!

って思ってたので。

ジャバ・ザ・ハットのあの声とか、笑いかたとか、クリーチャーをムシャムシャ食べちゃう感じとかめっちゃ楽しみにしてたのに。

スターウォーズ感がもうちょっとだけ欲しかった

ローグ・ワンのこともあるし、見る前から分かってはいたけど、やっぱりジェダイがみたい。

せめてフォースの使い手がみたい。

ローグ・ワンも本作も、申し訳程度のチャンバラはあったけど、ライトセーバーじゃないしなぁ。

「良い予感がする」とは言わないよね

どうみても完全にピンチで、仲間みんなが死を覚悟する的なシーンで、

ハン・ソロさん「良い予感がする」って言っちゃいます。

「俺は失敗しないよー大丈夫だよー」っていう自信あっての発言なんですけど、

それならニッコニコで「嫌な予感がする」って言ってほしかった。

「お前全然そう思ってねえじゃん!本当に大丈夫かよ!」

って仲間たちとか観客をハラハラさせたほうがハン・ソロっぽくないかな?

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良かったところ

SWとか関係なくアクション映画として普通に面白い

スター・ウォーズ感が足りないことを気になった点としてあげましたが、

それは間口が広いという意味でもあります。

予備知識がなくても単体で楽しめる作品だということ。

映画館を出る時に、同じ回で観ていた人たちの反応を観察してたんですが、

それが今作はとても良かったように感じました。

スター・ウォーズなんてあんまり知らないんだろうなっていう、

しぶしぶ彼氏に連れてこられたであろう女の人とか、

プリクエル世代ですらない中学生か高校生ぐらいの男の子3人組とかの反応も良かったですよ。

面白かった!って声があちこちから聞こえました。

不自然に差し込まれるデジャリック

本作はノンストップアクションといっても過言ではないくらい、

ずっと目の話せない、早い展開の物語だと思うんですが、

このデジャリックのシーンは100%ファンサービスのためのシーンだと思います。

絶対必要じゃないシーンなんだけど、ファンはめっちゃ嬉しいやつ。

一応説明しておくと、デジャリックっていうのは、

ミレニアム・ファルコンの中に設置してあるホログラムでやるゲームのことです。

もう分かる人にだけ伝わればいいけどw

あの人が登場。戦ったりしないけど。それでもアツい!

ダースモールです。

今回の騒動の黒幕として登場します。

ただ、厳密に言うとダースモールじゃなくて「モール」のはずなんですよね。

シスじゃなくなってるので。

初登場はエピソード1。

そこで死んだと思われてる方も多いと思いますが、死んでません。

次の登場はアニメの「クローン・ウォーズ」。

「クローン・ウォーズ」はエピソード2と3の間を時代を描いたスピンオフ作品ですがルーカスフィルム制作の正史ですよ。

ジョージ・ルーカスが「モールは死んでない」ってことを認めてるってことです。

エピソード1でオビワンに胴体を真っ二つにされるダース・モールですが、

クローンウォーズでは下半身を蜘蛛みたいなロボットに改造して復活します。

すぐに普通の2本足のロボになるけど。

そんで弟引き連れて、シディアスと戦ったりするんですよ。

それでも死なない。

その次の登場は同じくアニメの「反逆者たち」。

これはエピソード3と4の間。

これも正史になりますが、

この中でオビワンにリベンジして負けて死んでいるので、

その前のモールの姿ということになりますね。

アツすぎるw

モール登場に関しては

「必要ある?」とか「時間軸どうなってんの?」

って感想の人もいるみたいですが、おかしなところは何もないですよ。

事件の裏にいる犯罪組織のボスとして、

ちょうど良いポジションにモールがいたのでファンサービス的に抜擢されただけでしょう。

「キーラがシスだった」みたいなことは絶対ないと思いますw

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まとめ

アメリカで今作がコケたので、ディズニーが「スピンオフはもうやらない」みたいなこと言ってるっていう噂が出回りましたが、全然面白いので絶対やるべきです。

普通に本編より面白いです。

次はジェダイの誰かのスピンオフがいいなあ。

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