どうも僕です!
ネット上に乱立しまくっている「プライムビデオのおすすめ映画○選!」みたいなページの数々。
ぶっちゃけ「プライム会員登録のアフィリエイト報酬が目的なだけじゃね…?」
としか思えないようなページも多くないですか?
たとえば「おすすめ100選」みたいな、紹介作品が多すぎる記事。
100位から1位までさんざんスクロールさせて、引っ張っておいて、
誰でも知ってる超大作を「おすすめ第1位はこれ!」みたいに紹介してる記事とかさぁ…。
そもそも「100選!」とか言うけど100個もあるなら全然選んでないしね。
その100位と99位って何が違うの?って聞いてみたい。
というわけで、僕がアマゾンプライムビデオで初めて観て、マジで心の底から面白かった、超絶おすすめ映画を教えます。ついでにドラマも。
プライムビデオで観られるおすすめ映画5つ
まずは映画から。
あくまでも僕がプライムビデオで初めて視聴してめちゃくちゃ面白かったいう作品のご紹介です。
例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいなバケモノ級の名作はおすすめなのは間違いないんだけど、今回は入れてませんのであしからず。
グリーン・インフェルノ
知ってる人からしたら「いきなりそれかよw」って思われるかも知れない問題作。
意識高い系の若者達がジャングルに住む食人族と出会って消耗しまくる話です。
1980年のイタリア映画のリメイクで、なかなかショッキングな内容なのでR18指定が付いてます。
とにかくグロい。なにせ食人族なので。
ただ、このグロさというのが単にビジュアル的なものだけじゃなくって、精神面への攻撃力が高すぎるんですよ。
絶望の淵に叩き落としてくるんです。
具体的に言うと、例えば若者たちが食人族の村で檻に入れられて監禁される場面。
仲間の一人が目の前で食人族の食料となって、「明日は自分なんじゃないか…」ってみんなが恐怖で怯えまくる中で、
一人の女性があろうことかウンコもらしちゃうんですよね。
で、そのうんこ漏らしちゃった女性の姿を見て、食人族の子供達がニヤニヤするシーンがあるんです。
これがめっちゃキツイ。
全身を真っ赤に塗った食人族の老婆が、牛とか豚を調理するみたいに
人間を淡々と調理するシーンとかあるんですけど、そんなのより全然キツイ。
人間としての尊厳を徹底的に叩きのめされるんですよ。
これ作った人マジで最悪なセンスあるな…って思っちゃいました。
心にグッと来るものが観たい人はぜひ。
この作品に関しては「悪い意味で」ですけどw
アメリカン・スナイパー
心にグッと来たっていう意味ではこれも。
ある男が軍隊に入ってスナイパーとして戦争で活躍しまくるけど、
裏では家庭の問題やPTSDに悩んでいたよっていう、実在の人物を描いた作品です。
クリント・イーストウッド監督作。
グッと来たと言ったけど「イラク戦争でこんなヒーローがいて、裏ではこんな苦労してたんだな…」っていう、額面通りの感動を味わったっていう意味ではありません。
僕がこの作品について言いたいのは「こんなにもプロパガンダな映画がアメリカでは普通に存在するんだよなあ…」っていうちょっとした驚き。
プロパガンダっていうのは「特定の思想を押し付けるための宣伝」みたいな意味ですよ。
アメリカ人が「アメリカ万歳!愛国心万歳!」っていうスタンスな人ばっかりなのは分かっているけど、
日本で「日本国万歳!」とか言ってたら、とたんに触れちゃいけないヤバい人な感じになっちゃうじゃないですか。
そういうアメリカ人と日本人の意識の差異みたいなものを、この映画を観ながら強烈に感じて、そういう意味でとても印象に残る作品でした。
そういうことって日常の中で考えること皆無なので。
くちびるに歌を
新垣結衣主演の2015年の作品です。
とりあえず、ガッキーが死ぬほど可愛い。
アンジェラ・アキの「手紙〜背景十五の君へ〜」っていう曲を元に映画化されたという珍しい背景を持つ作品になっています。
この曲自体ももともと好きだし、ガッキーが死ぬほど可愛い。
あらすじ的には、期間限定で合唱部の顧問に就任した心に傷を負ったピアニストが、生徒たちとのふれあいの中で自分を見つめ直す的なお話。
舞台が長崎県の五島列島なのも好き。
ガッキーは可愛いし、若者は元気いっぱいだし、景色は綺麗だし、いろんな意味で画面がいっつも美しいんですよね。
僕は部活とかの青春ものにとにかく弱いので単純にストーリーにもめちゃくちゃ感動しました。
映画化の前に作家の乙一が中田永一名義で小説化もしているんだけど、そっちも素晴らしいんです。
「くちびるに歌を」っていう言葉はドイツのツェーザル・フライシェンという詩人の
「心に太陽を持て」からの引用で、小説の中に出てくるんですが、この詩すらも大好きになってしまうという。
”心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、
ふぶきが こようと、
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。唇に歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。”転載元:https://ameblo.jp/tukasa-sora/entry-11118066222.html
辛いことはたくさんあるけどいつも歌うことを忘れなければ大丈夫だよっていうメッセージ。
僕も本当にそう思います。
僕が好きな要素ががっちり詰まった作品です。
ブラッド・スローン
エリート人生を歩んできた真面目な男が刑務所で成り上がっていく話。
舞台が刑務所で相手がギャングっていうストーリーだから、
上っ面だけ観たら自分とは何もリンクしない物語なんだけど、
主人公の行動原理が「家族を守りたい」なんですよね。
これは全国のお父さんにはグッと来るんじゃないですか?
僕はグッと来ました。
善良な市民だったのに刑務所で居場所を確保するためにいつのまにか殺人にまで手を染めて、
最終的には自らがギャングのボスになることで誰にも家族に手を出させないという(ネタバレ)。
家族を守るためには自分を殺す(信念を曲げる)しかないっていう究極の選択を主人公はしているわけですが、
お父さんやってる男の日常って普通にそんな感じですからね。
こんなにハードボイルドだったりドラマチックなことなんてないけど「小さい究極の選択の連続」っていうか。
「家族のために我慢しなきゃな」って自分に言い聞かせて頑張ってるお父さんばっかりだと思う。
そういう層には絶対に刺さります。
アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
ラブな気持ちに浸りたい人はこれ。
っていうのは嘘で、ただのラブストーリーだと思って観始めると、それ以上の感動と幸福感に包まれる映画です。
僕が今回一番おすすめしたい作品。
マジで全人類が一度は観るべき超絶おすすめ映画です。
ストーリーはタイムトラベル能力を持つ男子の恋愛と家族愛の物語。
だれでも少なからず「あの時に戻りたい」とか「あの時こうしていれば」っていう思いを抱えて生きていると思うんですけど、それが実現したら…っていうお話ですね。
この映画についての否定的なレビューでよく見られるのが

「タイムトラベル能力になんのデメリットも無いから主人公が悩んでない。だからクソ映画」
っていうもの。
これは「強い人」が言ってるんだろうなって思います。
のび太がドラえもんに泣きついて道具を出してもらうときに、その行為のデメリットを考えてます?
人はみんな弱くて何かにすがりたい。
のび太がすがるのはドラえもん、この映画の主人公がすがるのはタイムトラベル能力です。
その結果大切なことに気付くことが出来たなら、それはそれでいいんじゃないかなって僕は思います。
この映画の主人公が気付いた大切なことが何なのかは、ぜひご自分の目で観て確かめてほしいです。
自分でレンタルして観るタイプの映画じゃないから、プライムに入っていて良かったと感じさせてくれた作品です。
マジで人生ベスト級に好き。
内容にピンと来ないって人でも、レイチェル・マクアダムスが死ぬほど可愛いので騙されたと思ってぜひ。
ウォーキング・デッド
もはや説明不要。
今さらおすすめとして挙げるのが恥ずかしいくらいヒットしてますよね。
プライムに入って観始めて死ぬほどハマりました。
他のゾンビものとの違いは、やっぱりその圧倒的なクオリティーの高さでしょうか。
とりあえずこれ観るだけでプライムの元は取れますよ。
海外ドラマはメジャーなところはだいたい観てきたけど、もうこれ以外追わなくてもいいやってなってます。
早くシーズン9無料になって欲しい。
※プライムビデオの作品は入れ替わるけど、また復活もします
プライムビデオの対象作品って定期的に入れ替わります。
今回ご紹介した映画がプライムの対象外になる可能性も当然あります(既にそうなっていたらすみません)。
新しい作品が追加されるために仕方のないことだと思うんですが、
ぼーっとしていると昨日観た映画の続きが今日になってもう観られないってこともあるかも。
ただ、一度プライム対象外になった作品も次の入れ替わるタイミングで再びプライム対象に復活することもあるので、
ウォッチリストに入れて待っていればまた観られるかも知れないですよ。
僕はそんな感じでドラえもん映画のプライム復活をずっと待ってますw
戻ってきたらドラえもん映画全作品レビューやりたいのでAmazonの中の人お願いします!