chatGPTの登場後、急速な勢いでAIライティングツールのサービスが登場し、広がりを見せています。
AIライティングツールというと、ブロガーが記事作成のために使用するイメージですが、ビジネスマンが資料作成とかメールの言い回しを改善するのに使ったり、SNSでも集客に効果的な文章を投稿したい、みたいな用途でも使われたりもしています。
各社のサービスによって料金や出来ることなどに違いがあるため、調べてまとめてみました。
AIライティングツールの一覧と特徴
1.Catchy(キャッチー)
Catchy(キャッチー)は国内最大級のAIライティングアシスタントツールで、会員数は2023年10月30日現在で70,000人以上。単純な記事作成以外にも、広告、資料作成、webサイト制作、セールスレターなど様々なシチュエーションに対応する100種類以上の生成ツールが用意されています。NHK、日本テレビ、TBSやTOKYO MXのテレビ番組などでも取り上げられる、注目度No1のAIライティングツールです。無料プランでも毎月10クレジット分は使用可能なので、とりあえず無料で試してみるのがおすすめ。
2.SAKUBUN(サクブン)
SAKUBUN(サクブン)は「ChatGPT3.5/4」を使用した高精度な文章生成が可能なAIライティングアシスタントツールです。100種類以上のテンプレートが用意されており、ブログ記事や広告文など、目的に合わせた文章を生成することができます。「ペルソナ設定」という、ターゲットを絞って文章作成を指示することが出来る機能は他に無い強み。無料プランは毎月5000文字が上限。無料プランならクレジットカードの登録が不要なので気軽に試せます。
3.Rakurin(ラクリン)
ラクリン(RakuRin)はブロガーやアフィリエイターのための記事作成に特化したAIライティングツールです。ChatGPT4.0をベースとしており正確な文法や答えを学習しているため、他ツールよりも圧倒的に優れたクオリティの文章を作成できます。また、ラクリン(RakuRin)はキーワード提案、タイトル作成、見出し作成、リード文作成、本文作成、まとめ文作成、リライト、などブログ記事作成における様々なタスクをサポートしてくれます。クレジットカードの登録不要な無料プランなら1ヶ月に20,000トークンが利用可能で、文字数にすると14,000文字相当。
→ Rakurin(ラクリン)の公式サイトはこちら4.らいたー君
「らいたー君」は、画像付きのブログ記事を1クリックで作成できるAIライティングツールです。キーワードを入力するだけで約8,000文字の記事を1クリックで生成出来ることが強みで、見出しや箇条書き、引用文などの文字装飾もされているので、WordPressにコピペするだけで記事を完成させることができます。さらに新機能としてAI画像を生成、添付する機能も追加されました。無料プランは3日間限り有効で、その間に約8000文字の1記事だけを作成できます。
→らいたー君の公式サイトはこちらそれぞれ使って比較してみた
それぞれのサービスに無料プランが用意されているので、まずは無料で登録し、同じキーワードで記事を生成してもらってどういった違いがあるかを試してみます。
↑こういった条件で比較してみます。
1.Catchy(キャッチー)の場合
まずCatchy(キャッチー)の公式サイトで無料プランで登録し、ログインします。
今回は記事の本文を書いてほしいので、ダッシュボードの「おすすめツール」の中から「記事の本文」を選択。ただ「記事の本文」を生成してもらうには、タイトル、導入文、見出しは自分で用意しなければいけません。
無料プランは月に10クレジット分が使用できますが、「記事の本文」に消費するクレジットは「4」です。つまりあと「6」クレジットは使用出来るので、タイトル、導入文、見出しは残りのクレジットを使用して生成してもらいます。
生成してもらうもの | 消費するクレジット |
---|---|
記事の本文 | 4 |
タイトル | 1 |
導入文(1回で2つ生成) | 2 |
見出し(1回で4つ生成) | 1 |
Catchyで作成した記事
Catchyで実際に作成した記事はこちらです↓
会社員の副業にブログをおすすめする理由
サラリーマンの副業にはさまざまな選択肢がありますが、その中でも特におすすめなのがブログです。なぜなら、ブログは時間や場所を選ばずに取り組むことができ、本業の仕事と両立させるのに最適だからです。さらに、初期投資が少なく、低リスクで始めることができるので、副業初心者でも気軽に取り組むことができます。また、ブログ運営を通じて、文章力や情報発信力など、本業でも役に立つスキルを身につけることもできるでしょう。さらに、収入が一定の金額以下であれば、確定申告が不要となり、会社にバレる心配もありません。この記事では、サラリーマンの副業としてブログを始めるメリットを詳しく解説していきます。
- ブログの時間と場所の自由さ
ブログを運営する上での一番のメリットは、時間と場所の自由さです。サラリーマンは本業の仕事に限られた時間を費やすため、副業として時間の融通が利くことは非常に重要です。ブログは自分のペースで記事を書くことができ、時間や場所に制限を受けずに取り組むことができます。仕事の合間や休日の空いた時間を利用してブログを更新することができるため、効率的に副業を進めることができるでしょう。 - ブログと本業の両立がしやすい
ブログを運営する上で、本業との両立は非常に重要です。ブログは時間の融通が利くため、本業の仕事とのスケジュール調整が比較的しやすいです。また、ブログで得られる収入が一定の金額以下であれば、確定申告が不要となるため、会社にバレる心配もありません。ただし、本業の仕事に影響が出ないように、適切な時間管理と効率的な仕事の両立を心がけることが重要です。 - 初期投資が少なく、低リスクで始められる
ブログを始めるために必要な初期投資は非常に少なく、低リスクで始めることができます。無料のブログサービスを利用すれば、ドメインやサーバーの費用をかけずにブログを開設することができます。また、自分の得意分野や興味のあるテーマで記事を書くことで、無理なく副業として取り組むことができます。 - ブログ運営で身につくスキル
ブログ運営を通じては文章力や情報発信力など、本業でも役に立つスキルを身につけることができます。ブログは自分の考えや情報を発信し、読者とのコミュニケーションを図るため、コミュニケーション能力や表現力が必要です。また、記事の執筆や編集、SEO対策などの経験を積むことで、さまざまなスキルを磨くことができます。これらのスキルはそれだけでなく、将来のキャリアアップにも役立つことでしょう。
サラリーマンの副業としてブログを選ぶことは、時間や場所の自由さ、本業との両立、低リスクで始められること、さらにはスキルの向上など多くのメリットがあります。副業初心者から経験者まで、誰でも気軽に取り組むことができる魅力的な選択肢です。ぜひ、自分の得意な分野や興味のあるテーマでブログを運営してみてください。副業としてのブログがあなたのキャリアや収入にプラスの影響を与えることでしょう。
上で述べているようにタイトル、導入文、見出し、記事の本文の生成で無料の10クレジットのうち8クレジットを消費しました。
生成されたものにたいする感想としては、導入文と本文に関してはなかなか良い物が出来ていると感じますが、タイトルと見出しについては個人的にはあまり気に入る物ではありませんでした。
もしかしたら短文で表現するというか要約するのが苦手なのかも?これがCatchyの特徴なのかCatchyのベースとなっている言語処理モデル「GPT-3」によるものなのかは分かりませんが…。
人間にとっても少ない言葉で的確に相手に伝わるように表現するのは難しいことなので、5分ぐらいで上みたいな記事が出来るというだけでも十分すごいとは思います。
2.SAKUBUN(サクブン)の場合
公式サイトで無料のアカウント登録します。Googleアカウントで登録すると何も入力しなくていいので楽です。
SAKUBUNの特徴はペルソナ設定の項目があること。なのでまずはペルソナ設定をやってみます。
名称は自分が分かればいいので適当です。無料プランはペルソナ設定を1種類だけ登録できます。年齢、性別、居住地のタイプ(都会か地方か)、職業を入れました。趣味や性格は影響があるか分からなかったのでそのままで。これで保存します。
画面左側のメニューから「記事作成」を選択「キーワード」「クリエイティブ度合い」「ペルソナ」「生成する数」を選択します。
キーワードは単語ごとに「,」で区切ります。
まだ「生成する」ボタンは押さずに、画面上部の「②目次を決める」をクリックします。
記事タイトル、クリエイティブ度合い、生成する数を選択。画面上部の「③記事を作る」をクリックします。
記事タイトル、目次、クリエイティブ度合い、生成する数を入力。目次は自分で考えて入力しました。生成する数は1、3、5、10から選択できますが、本文の生成を5とかにしてしまうと時間もかかるだろうし、確認するのも大変なのでいさぎよく「1」にしました。
最後に「生成する」をクリックします。
SAKUBUNで作成した記事
SAKUBUNで実際に作成した記事はこちらです↓
【会社員の副業にブログをおすすめする理由】
時間・場所を選ばずにできる
ブログはインターネット上で活動するため、時間や場所に制約を受けずに取り組むことができます。通勤時間や休憩時間、家での空き時間など、自分の都合の良い時間に記事を書くことができます。
初期投資が少なく低リスクでできる
ブログを始めるためには、ドメインやサーバーなどの初期投資が必要ですが、比較的低額で始めることができます。また、広告収入やアフィリエイトなどの収益化方法もあり、収入を得る可能性もあります。
本業でも役立つスキルが身に付く
ブログを運営するためには、文章力やコンテンツ制作のスキルが必要です。これらのスキルは、会社の業務にも役立つことがあります。ブログを通じて培ったスキルを本業に生かすことができるでしょう。
副業収入が月15000円以下であれば、確定申告不要で会社にバレない
副業収入が月15000円以下であれば、確定申告の必要がありません。これにより、会社にバレずに副業を行うことができます。ただし、収入が増える場合や独立する場合は、確定申告が必要となるので注意が必要です。
【まとめ】
会社員の副業にブログをおすすめする理由は、時間や場所に制約を受けずに取り組むことができる点や、初期投資が少なく低リスクで始められる点、ブログ運営によって身に付くスキルが本業でも役立つ点、そして収入が一定範囲内であれば確定申告不要で会社にバレずに行える点などが挙げられます。副業としてブログを始めることで、自分のスキルや収入を広げるチャンスを得ることができます。
感想ですが、まず毎回クリエイティブ度合いと生成する数を選択するのがちょっと面倒だと感じました。生成された文章も正直これはちょっとどうなんだろう…。あまり良くないような…。今後に期待のサービスといった感じです。
3.Rakurin(ラクリン)の場合
まずは 公式サイトで無料プランに登録します。無料プランの場合、1ヶ月に20,000トークン(14,000文字相当)が利用可能です。
無料の登録にメールアドレスだけでなく携帯番号が必要でSMS確証もあります。今回ご紹介した他のサイトには無い特徴ですが、無料登録なので携帯番号まで提供するのは「ちょっと…」という気持ちがあったのは事実です。手間も増えますしね。
Rakurinの特徴は「事前学習」という設定項目があること。「フランクな文章で執筆して」みたいなルールを事前に設定する項目です。
事前学習の使い方というページを参考にしつつ、今回は本文を書いてもらいたいので「本文(階層見出し)」にたいして「このメディアのペルソナは副業を考えている会社員です」というルールを作成しました。
意味があるのかどうか不安になるほど適当な設定ですが…。
Rakurin(ラクリン)で作成した記事
会社員の副業にブログをおすすめする理由
多忙な会社員のみなさま、副業としてのおすすめは何でしょうか。ブログ運営は、時間も場所も自分で決められる自由さが魅力です。
お仕事や家事の合間を縫って、ブログ執筆に取り組むことが可能です。
そして、驚くほど少ない初期投資で、リスクを抑えながら副業をスタートすることも大きなメリットの一つ。
ブログを通じて、マーケティングからライティング技術、SEO対策など幅広いスキルが自然と身につくことも見過ごせません。
この記事では、PASONAの法則に則ったブログ運営の秘訣と、会社員がいかにしてブログと本業を両立させるかを、現実的な視点から解き明かしていきます。
ブログの時間と場所の自由さ
ブログは、時間と場所を選ばずに更新が可能です。通勤中やカフェ、さらには自宅でのんびりとした時間に記事を書くなど、ライフスタイルに合わせた柔軟なスケジュール管理が実現できます。忙しい会社員も、自分のペースでブログを続けることが可能で、余計なストレスを感じることなく、ブログを通じて自己表現や情報発信が行えます。
ブログと本業の両立がしやすい
ブログは副業として理想的とされる要因に、本業との両立が挙げられます。会社員が本業に支障をきたすことなく副業を行いたいという願いをブログは叶えてくれます。休日や休憩時間を利用してコンテンツを制作し、スケジュール機能を駆使すれば、繁忙期でもブログを更新し続けることができるのです。
初期投資が少なく、低リスクで始められる
ブログを始めるために必要な初期投資は非常に少なく、ドメインやホスティングサービスにかかる費用もそこまで高額ではありません。無料のブログサービスを利用すれば、コストをさらに抑えてスタートすることもでき、会社員が副業としてブログを選ぶ一因になっています。おすすめは、まずは手軽に始めて興味を持った領域で徐々にスキルアップしていくことです。
ブログ運営で身につくスキル
ブログ運営を通じて身に付くスキルは多岐にわたります。文章力の向上はもちろん、SEO対策やマーケティング知識、ウェブデザインの基本など、一連のプロセスを通じて自然と習得できます。それらのスキルは将来的にも役立つ可能性が高く、会社員としての職務経験に加えて、個人の市場価値を高める要素にもなり得ます。
ブログ運営は、時間と場所を選ばない柔軟性を持っているため、社会人にも取り組みやすい副業の一つです。フルタイムの仕事に就きながらでも、空き時間を活用してコンテンツを作成でき、自分のペースで進めることが可能です。初期投資が比較的少なく、やる気さえあればリスクを抑えてスタートできる点も魅力的。運営を通じて身につけられるスキルは、マーケティングやライティング能力、そしてデジタルツールの扱いに至るまで多岐にわたります。これらは仕事はもちろんのこと、他の副業やビジネスにおいても役立つでしょう。ブログは会社員であっても、伸び伸びと自己表現ができ、成長を実感できる副業としておすすめします。
いかがでしょうか?無料トークン内で本文だけでなくリード文とまとめも作成してもらっています。
感想としては、記事が生成されるのに時間が結構かかるという点と、売りである事前学習が別のページで設定項目として存在するのは何度もページを切り替えて行ったり来たりを繰り返さなきゃいけなくなるため、分かりにくいし面倒くさいと感じました。
生成された文章自体は、本文とまとめはまだ良いとしても、リード文の事前学習で「PASONAの法則にのっとって作成して」とルールを設定したつもりが、リード文そのものに「PASONAの法則」という言葉が盛り込まれていて「そうじゃないんだけどなぁ…」ってなりました。
全体として最低限は使えますが正直あまり良くは無い。
→ Rakurin(ラクリン)の公式サイトはこちら4.らいたー君の場合
こちらの公式サイトで無料アカウント作成します。Googleアカウントでログインが出来るので楽。無料お試しプランは3日の有効期限があり2回だけ記事作成を試すことが出来ます。
キーワードを入力し記事作成のボタンを押すだけです。記事作成には約8分かかると表示されますが、今回は5分ぐらいでした。
らいたー君で作成した記事
ボリュームが凄かったので、体裁(アイキャッチ画像や吹き出しの追加)を整えて記事として公開しました。こちらです↓
UIはどことなく古臭さを感じますし、分かりやすいとは言い難い、使いづらいサービスだと感じたのが第一印象です。
ただ、実際に出来た文章は文字数の多さやイメージ画像が差し込まれていること、参照したソースのリンクが貼られているなど「結構すごいかも」と感じました。SAKUBUNやRakurinよりは使えるかな、という印象。
→らいたー君の公式サイトはこちら記事を書くならこんな方法も
AIライティングツールで記事作成を試してきましたが、自分で書かない記事作成の方法としてラッコキーワードやココナラを活用する方法もあります。
ラッコキーワード
キーワードリサーチツールのイメージが強いラッコキーワードですが、記事タイトルや見出しの提案をしてくれる機能もあります。キーワード選定やタイトル、見出しの作成は記事作成の肝になるので、それをやってくれるだけでもだいぶ楽になりますよね。
ココナラ
費用がかかってもいいから最初から最後まで全部自分で記事を書きたくない!という場合はココナラで依頼を出すのがおすすめ。支払う報酬額も自分で設定出来ますし、人とのやりとりになるので、AIでは出来ない細かい要望を出すことも可能です。
まとめ
AIライティングツールを実際に使って比較しました。
個人的な感想にはなりますが、ランキングを付けます。
Catchy、らいたー君は有料の会員登録して記事の量産に使ってみるのはアリだと感じました。ぜひお試しください!