ブレイブボード(リップスティック)の乗り方が分からなくて困ってませんか?
ブレイブボードって一度乗れてしまえばなんてことないんですが、最初のコツを掴むのがなかなか難しいんですよね。
僕の娘も7歳の誕生日の時にブレイブボードを人から頂いて、はじめは全く乗れなかったのですが、
僕の研究(笑)と娘の努力のかいあって、今では親子揃って公園で注目を集めちゃうくらい完全に乗りこなせるようになりました。
そんなわけでブレイブボードの乗り方のコツをまとめていきたいと思います。
とりあえず公園に来てみたけど、まったく乗れなくて慌てて公園でスマホで検索したりしてるみなさんのお役にたてますように。
とりあえず見てほしい動画
とりあえずこの動画を見てください。
公園とかの非Wi-Fi環境でも負担の無いように、4秒しかない動画にしました。
でも要点は抑えてあるので、これをくり返し見ることでなんとなく感覚を掴んでもらえると思います。
ちなみに乗っているのは僕の娘(8歳)です。僕(34歳)も同じように乗れますw
っていうかむしろ僕の方が先に乗れるようになったんですよ!今ではもう全然敵わないけど…。子供の成長はやすぎ。
ブレイブボードの乗り方のコツ4つ
ポイント1.乗り出しは「反復横跳び」の動きで!
ブレイブボードの乗り出しの具体的な方法は
- 左足をボードの前(細い方)に置く
- 左足でボードを起こす
- 右足で地面を勢いよく蹴ってボートに乗る
- くねくね漕ぐ
これだけです!
↑の「3」の時に反復横跳びの動きをイメージすると良いです。
反復横跳びって片足で地面を強く蹴って横に飛び出しますよね?
その動きです。
その動きを左足をボードに乗せた状態でやる。
最初の動画がまさにその部分の動きなので、あらためて見てみてくださいね。
それと、ブレイブボードにも前後があるので間違えないように。
足を置くプレートが小さい方が前です。
乗っているときは、左足が前、右足が後ろになります。
ポイント2.原理を理解しよう。倒れないためには前に進むしかない!
公園でブレイブボードを練習している人を見ると、
何かに掴まってボードに乗ってその場でバランスを取ろうとしている人が多いです。
一度乗ってから、そこからクネクネ漕いで前に進もうとか思ってますよね?
それは間違いです!
あんな細いタイヤが前後一個しかないのに、ブレイブボードが倒れずにいられるのはなぜか。
その原理を理解する必要があります。
ブレイブボードが倒れないのはどんな時か
補助輪無しの自転車に始めて乗った時のことを思い出して下さい。
自転車が安定するのは、足でペダルを漕いでスピードを出している時だけですよね?
ブレイブボードもそれと同じです。
前進しているとき以外は必ず横に倒れるものなんです。
横に倒れようとする力より、前に進もうとする力が強い時だけ、倒れず安定して前に進めるってことを常に意識してください。
だから、止まっているボードに止まったまま乗るんじゃなくて、はじめから大きく前進するつもりで、漕ぎながら乗らなきゃダメなんです。
要するに、進みながら乗る。これです。
当たり前の事のようですが、意外と言われなきゃ分からないポイントですよね。
手すりなどに捕まって乗ろうとしていた人は、今までの練習方法が間違いだったと分かってもらえたと思います。
ポイント3.練習はコンクリートの地面で!
ブレイブボードの公式サイトなどで乗り方を調べて
「石や溝がある地面では練習しないで」
って書いてあるのを見た人も多いと思います。
たしかに、フラットに見えてよくみると意外とデコボコしていたり溝が出来ていたりするアスファルトでは練習しにくいもの。
だからといって、柔らかい地面を練習場所に選んでませんか?
街の中にあってキレイに整備されているような公園に多い、あのゴムみたいな柔らかい地面(ゴムチップウレタン舗装というらしいです)はブレイブボードの練習には、実は向いていないんです。
出典:日本体育施設
柔らかいゴムの地面でやると、
上からの体重が掛かることによって、タイヤが地面に凹んで前に進みにくくなります。
なので、
ブレイブボードの練習は絶対に固いコンクリートの上でやるべきです。
ゴムの柔らかい地面で乗っている人の姿を見ることもあると思いますが、あれはタイヤが地面に沈むまえに前に進む力を生み出せる(=上手に漕げる)上級者です。
初心者がいきなりゴムの地面で乗り出しの練習をしていても、たぶんいつまでたっても乗れるようにはならないと思います。
硬い地面でやれって言われてもキレイに舗装されているような所でしかも自由に遊んでもいいような場所ってなかなか見つからないですけどね…。
スケボー用のスペースがある公園とかが近くにあれば理想的なんですが。
それと「コケたときに少しでも痛くないように」とか「ケガしないように」っていう理由でお子さんに柔らかい地面で練習させてたっていう親御さんもいらっしゃると思います。
コンクリートの地面で練習させるのが心配な場合はヘルメットやプロテクターを装着するのがおすすめです↓
ポイント4.最後に必要なのは「勇気」だけ!
ポイント1で説明した「ボードの上に左足を乗せた状態で右足を蹴って乗り出す」には意外と勇気が必要です。
大人でも「倒れてケガするんじゃないか…」と思って最初はなかなか出来ません。
僕もそうでした。
なんたってブレイブボードですからね。
「ブレイブ」は勇気って意味ですよ。
ただし、勇気が必要なのは最初のほんの数回だけ。
一度安定する感覚が掴めたらあっというまに自由自在に乗りこなせるようになります。
そうなると、もうめちゃくちゃ楽しいです。
ちなみに、
乗り出しのこつはわかったけど、ブレイブボードのいちばん特徴的な動きのあの「クネクネ」の部分についての説明がないじゃん!
と思われるかもしれません。
あれはコツとかは全然必要ないです。
ただ見よう見まねでクネクネすればいいだけですw
僕もあのクネクネの動きについては教わったり、特に何かを見たわけでもないですが、出来ています。
右に行きたいと思えば右にいくし、もうちょっとスピード出したいと思ったらスピード出すことができます。
実際はクネクネの動きを無意識の内に自分で微調整していると思うんですが、そのへんはもう感覚でなんとかなるもんだと思ってます。
やりゃあ分かるってことです
まとめ – ブレイブボードの楽しさを知って欲しい!
これまでの説明を要約すると、
- 片足をボードに乗せて反対の足で蹴って乗る
- 掴まってちゃ一生乗れない!前に進もう
- 硬い地面じゃなきゃ前に進みにくい
- 勇気を出して!恐いのは最初だけ
って事になります。
繰り返しになりますが、ブレイブボードって乗れるとめちゃくちゃ楽しいです!
冒頭で、親子で乗りこなして公園注目を集めている(笑)って書きましたが、とにかく公園で楽しく乗っていると、ブレイブボードを買ったばかりと思われる親子が、なんとか乗ろうとしてたどたどしく練習してるっていう場面を目にすることが今までに何回かあったんですよね。
で、お父さんが僕に声を掛けてくるんです。
「娘さん上手ですね。何かコツとかってあるんですか?」みたいな感じで。
(僕はよく知らない人に道とか聞かれるタイプw)
で、僕も「硬い地面でやったほうがいいですよー」とか「最初の勢いが無いとどうしてもこけちゃうんで」とかアドバイスしてたんです。
実際やってみせたりもしながら。
すると、練習していたお子さんが本当に乗れるようになったことがあって。
その瞬間がめちゃくちゃ気持ち良かったんですよね。
人の役に立つってやっぱり気持ちいい。
じゃあブログでも気持ち良くなれるかも、
と思って書いたのがこの記事になります。
僕もかつては練習する娘の横で「ブレイブボード 乗り方」で検索したりしていました。
そういう人に届きますように。